主婦の私がFPの資格をとった理由

FPの資格を取ろうと行動したのは家計の相談に乗ってくれたFPの方の影響だったんですが、実は前々から取りたいとは思っていました。

それは2人に言われた言葉が心に刺さったからです。

 3年前に職場に復帰するチャンス

3年前、上の子が小学生になったタイミングで、以前働いていた職場からパートで復帰しないかと声をかけてもらいました。いつか仕事復帰したいと思っていた私にはありがたすぎる話で、かなり嬉しかったです。仕事復帰できる事と子育て以外の新生活に、やったー！って心の中で浮かれていました。笑

いざ復帰してみて

仕事をやめてから7年経っての復帰。最初めちゃくちゃ疲れました。まず、ジーパンTシャツ、スニーカーみたいな楽な格好で毎日過ごしていたのに、急にスーツ、ヒールを履く。その格好をするだけで疲れました。ひどいブランク。笑

会社では以前お世話になった上司や同期、後輩が声をかけてくれたんですが、これまたひどく疲れました。いろいろな世代のいろいろな立場の人と話すってこんなに気を使うんだっけ？と思いました。あと、会社の方の話の展開が早くて、すぐに返答できない自分にもがっかりしました。子供とゆっくり過ごしていたから？思考もゆっくりになってしまった？

7年のブランクは自分の想像以上に凄まじいものでした！

会社の人に言われた言葉

会社での色々な手続きをしている時にさらっと言われた一言。

「あれから（辞めてから）、何か資格増えた？」

…いえ、何もとってません。と言ったら、そうなんだ〜…。って残念な雰囲気で話が終わりました。

もともと不動産関係の仕事をしていたので宅建は持っていましたが…。

仕事を辞めて、何年かして仕事復帰する（特に以前の会社）気持ちがあるなら当然資格などのスキルアップしていると思われるんだ、と感じました。

ママ友さんに言われた言葉

ママ友さんと独身の時にしていた仕事の話をしていた時に言われた言葉。

「その仕事ならFP持ってるんでしょ？」

いや、持ってないんだ〜。と言ったら、そうなんだ〜…。ってまた残念な雰囲気に。

確かに、働いている頃、会社ではFPを取るように色々斡旋していました。斡旋された参考書で勉強したりもしたけど日々の忙しさを理由に途中で辞めちゃいました。（飲みに行ったりしていたんだから時間はあったはずなのに。）

立て続きに感じた残念な雰囲気に、いかに今まで（子供ができる前から）自分が努力しないで生きてきたか、ぼーっと生きてきたか思い知らされました。

FPの勉強

そんなことがありまして、私はFPの勉強を始めました。

FPの資格は3〜1級FP技能士とAFP・CFPがあってややこしいですが、FP技能士は国家資格で合格したら有効期限はありませんが、AFP・CFPは民間資格で更新が必要だし、お金（年会費AFP・12000円、CFPは12000円＋8000円）かかります。

内容としてはFP技能士は知識、AFP・CFPは知識に加え実践内容もあるので、仕事に生かされそうなのはAFP・CFPだと思います。

でも私はまずは知識を入れなくては、というのと更新にお金がかからないという理由で技能士の方を取ることにしました。

実務経験が2年あると2級から受けられますが、実務経験がないので3級から受けて、受かってから2級を受けました。他に2級から受ける方法はありましたが、知識がなかったので3級から勉強しましたが、3級の方が覚える内容が少なくて初心者としてはいきなり2級を受けなくて良かったと思いました。

 勉強は

ナツメ社の「史上最強のFP2級テキスト」

ユーキャンの「FPの学校2級.AFPこれだけ！問題集」

FP協会のホームページで見れる過去問でしました。

ユーキャンの問題集の問題は実際テストにかなり出たので良かったです。

まとめ

結局、仕事復帰をして1年も経たないうちに旦那さんの仕事の関係で引っ越すことになり、あっけなく私の仕事生活は終わり、また専業主婦に戻りました。

私の経験上の感想ですが、一度仕事を辞めてしばらくしてから仕事に復帰するのはかなり大変です。そして年数が経てば経つほど身も心も慣れるのに時間がかかるし、企業側にはスキルアップの努力をしてきたと思われます（多分）。ただでさえ年数のブランクがあるのにスキルアップも、となるとハードル上がります。

でも、今思えば子供が幼稚園に行くようになったらスキルアップの時間は取れたはず。仕事復帰のハードルが高く感じるのは私が努力しなかったからですよね〜。

今、小さなお子さんを育てている方で仕事復帰を目指している方には、スキルアップ活動をオススメしたいです。子供が幼稚園に行くようになってからとか。やりたい仕事に関することならより良いですが、決まっていないならFP技能士はオススメです。お金にまつわる勉強ができるので、仕事につかなくても日々の生活に役立ちます。

そして、FPに関係ない仕事についたとしても、スキルアップしてきましたアピールができると思います！