FPめがね

CFPを目指しながら家族の生活を見直し向上させるブログです

【家計見直し初級編】赤字から脱却したい人は試してみて欲しい、便利な今こそアナログ方法から!

約3年前まで浪費夫婦。毎月何にいくら使っているかわからず、必要なもの、欲しいもの、とにかくクレジットカードを使って買っていました。

場合によっては月の請求金額が重なってすごい額に。毎月の収入では支払えないので、ボーナスとせっかく貯めた財形貯蓄に手を付ける日々。

まずいまずいとは思っていましたが、一度染み付いた浪費グセはちょっとやそっとでは治りません!

今日は、そんな浪費生活から我が家がどうやって足を洗ったかを紹介したいと思います。今はしっかり1ヶ月のお給料の30%は貯蓄できているんですよ。

難しいことは一切なし、基本中の基本が大事なのです!

 レシートは必ずもらう!レシートをお財布から出す!もらったレシートをノートに貼り付けていく!

そんなこと?って思うかもしれませんが、支出の把握がまず第一なのです!

浪費していた時はレシートは貰わない、もしくはレジ横のゴミ箱に捨てていました。

もしくはもらっても、ずーっとお財布の中で、気付けばお財布がパンパンとか。それで結局捨ててしまったり…。これでは支出の把握ができるわけがありません。

そこで、まず我が家がしてみたことは、必ずレシートをもらい、お財布から出して、レシートをノートに貼り付けていく!超アナログ方法にしてみました。

レシートを貼り付けたノートの表紙レシートを貼り付けたノート

 

でも、これが結構良かった。

ノートにペタペタ貼り付ける作業は、買い物をたくさんしてしまった日はたくさん貼り、少ない日は少なく貼り、お金を使わなっかた日は貼る必要がありません。

単純にお金を使った自覚、お金を使わなかった自覚ができます。

今は家計を管理する便利なアプリや、使いやすそうな家計簿もたくさんありますが、家計見直し初級者さんにはアナログノート貼り付け方法をオススメします。

ノートに貼るなんて、めんどくさっ!って思うかもしれません、私が思っていたので。でも、アナログであればあるほど、支出の把握ができていない人、お金を使っている自覚がない人には効果があると思います。

こうして現状、何にどのくらい支出しているかを把握します。

クレジットカードの使用禁止

支出の把握をしやすくするために、約1年ほどクレジットカードを封印して、現金で過ごしてみました。貯まるポイントやマイルは惜しい〜!でも1ヶ月の給与で過ごすには、どのくらいの生活にしたら良いか、全く検討がつかなかったので思い切ってやってみました。最初は買いたい物が全然買えなくなって、ストレスでした。でも、これが我が家の浪費部分だったんですよね。

支出の把握の結果

我が家の浪費第1位は外食!かなり出費していました。だいたい月50,000円くらい。毎週土日はだいたい外食していました。食べ過ぎ…!

浪費第2位は食費!我が家はとにかく食べる事に多く支出していましたね…。食費でだいたい80,000円くらい。食べる量も多いのですが、家族のためにと思って、素材にもかなりこだわっていました。無農薬野菜とか、有精卵の卵とか、調味料とか。全部こだわれたら良いのですが、妥協する部分は妥協して、支出を抑えないといけないとわかりました。なんと、外食と合わせると130,000円近く支出していました!

浪費第3位は主人、私の欲しいものの購入!主人の趣味、キャンプ道具にかなり支出しているかと思っていましたが、私の洋服や化粧品にも結構かかっていました…。娘の洋服代も結構かな…。だいたい月30,000〜50,000円支出していました。

支出を把握したら予算立て

まず、このぐらい貯金したいという額を決めて、残りを生活費に当てました。そこから割り振るわけですが、我が家は食費、外食にかなり浪費していることがわかったので、食費40,000円、外食10,000円、主人と私の欲しいものは家計が落ち着くまではひとまず我慢、どうしても必要な時は予備費10,000円から出す事にしてみました。

ちなみに…どのくらいの予算立てをしたら良いか悩む方には、下記の割合を参考にしてみてはいかがでしょうか?

1ヶ月のお給料(手取り)に対して

預貯金…17%、住居費…25%、食費…14%、水道・光熱費…7%、通信費…2%

生命保険料…5%、日用品…2%、医療費…1%、交通費…2%、被服費…3%

交際費…2%、娯楽費…2%、お小遣い…10%、嗜好品…1%、予備費…7%

支出合計…100%

我が家はこの割合に全部は当てはまってはいませんが、参考にしてみました!

預貯金は今までの浪費生活分を取り戻すべく、30%を目指します。

1ヶ月の生活費を封筒に分けて管理

この方法は結構実践されている人も多いと思います。私の友人にも何人かこの方法で管理している人がいたので、我が家も実践してみました。

項目は8項目。食費(1週間ごと、4週分)外食、日用品、車関係、交際費、娯楽費。医療費、予備費。

我が家はこのような項目にしましたが、項目は使いやすさを模索しながら決めれば良いと思います。

封筒の中のお金がリアルに減っていくのは、支出を意識する上で効果的でした。

アナログ方法を1年間続けてみた結果

最初はかなり辛かったです。買いたい物が買えない。外食に行きたい。食材が足りない…。でも、半年くらい経つと慣れてくるものです!1ヶ月に使える金額を体に慣れさせる、そして浪費グセが抜けていく感じです。

支出を意識するようになると、いかに支出を抑えるかを考えるようになりました。

例えば、必要なものがあって、買わなくてはいけない場合も、まずメルカリをチェックしてお得に手に入れられないか調べたり、チラシもよく見るようになりました!

クーポンや割引デーも積極的に利用するようになりました。

ただ、どうしても食費40,000円は食欲旺盛家族には辛すぎたので、60,000円に変更しています。主人のお弁当も作るようになったので食材が前より必要になったのもあります。その分、主人の使うお金が減りました。今の食費の目標は50,000円です。割合を決めても辛すぎるところは無理せずに見直してみましょう。

まとめ

意識変われば行動が変わる。

行動変われば結果が変わる。

まさにその通りで、支出を把握する事で、意識も変わるし、貯蓄などの目標も明確に立てられるようになります。

以前の私は、節約しなきゃ!と一時は買い物を減らしたりするのですが、どのくらい支出を抑えたら良いか、何の支出を抑えたら良いのか、どのくらい貯蓄したいのか、何も明確にしてはいなかったために、すぐに挫折していました。

今はアナログな方法を経て、次の段階で支出を管理しています。

中級編として後日書きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。